📚 作品ラインナップ (全25巻) 最終更新:2026/09/15
英国の全寮制パブリックスクールで、唯一無二の親友だったユウリとシモン。が、二ヵ月前のある事件でユウリが行方不明になりシモンは失意の底にいた。そんな兄の姿を見て、予知能力を持つ弟のアンリは自分の見た夢の話をするかどうか迷っていた。一方、パリに住む画家志望のミリアムは奇妙な夢のお告げで、一心不乱に梯子の絵を描いていた。アンリの夢とミリアムの夢、その先には……!?
英国の全寮制パブリックスクールでの同級生、ユウリとシモンは親友以上の関係だ。二人の通う大学はロンドンとパリに離れてしまってはいたが、シモンは週末にはユウリのもとへ足をのばしていた。そんなある日、やはり高校の同級生でユウリと同じ大学の俳優、オニールの舞台の打ち上げパーティーで、事件は起こった。シモンに近づく女にユウリが見たものとは……!?
英国のパブリックスクール、セント・ラファエロの最上級生、セイヤーズは従兄弟の遺品の「杖」が届いてから悪夢を見るようになる。憔悴する彼を心配した親友のオスカーは、卒業生のユウリに助けを求めた。「杖」にまつわる財宝伝説と魔法書。ユウリ、アシュレイはスペインのガリシアへ向かう。欲にかられた人々の野望をくぐりぬけ、ユウリは悪魔と契約してしまった魂を救おうとするのだが!?
ユウリのことを「僕のメフィストフェレス」と呼ぶ天才ヴァイオリニスト、ローデンシュトルツ。彼が、演奏するドイツの古城でのパーティーに、ユウリは保護者兼通訳代わりのダルトンと行くことになった。だが、古城での一夜、何度も「監視されている」と訴えていた、ローデンシュトルツが忽然と消えてしまう。彼の演奏に魅せられた悪魔が潜む、呪われた城で、ユウリは彼を取り戻せるのか……!?
シモンとポートベローの骨董市に行ったユウリは、突然、中指に指輪が嵌められ外せなくなってしまう。それは「その琥珀と同じ目をした女」を捜せという、白虎からのメッセージだった。一方、ロンドン大学生で舞台俳優のオニールは、その美しいトパーズ色の瞳を襲われ、右目の視力を失う。右目が欲しい女と隻眼の白虎を繋ぐ線とは? 琥珀に宿る魔力にユウリが挑む!
謎の影におびえる、ユウリの母校セント・ラファエロの生徒。サインの途中で突然死した女性大学教授。二人に共通するのは、沈没したスペイン船の財宝の銀貨で作られた限定販売の銀の万年筆を持っていたことだった。磯の香りとともに出現する『生ける屍』の正体は? カリブの海賊の呪われた宝を巡り、ユウリは巨大な闇の力に挑む!
若手俳優オニールの芝居を手伝うため、ユウリとシモンは復活祭にデボンシャーにある村を訪れた。その村には、いまは「呪われた花園」と呼ばれる荒廃した庭を持つ城がある。かつては「花屋敷」と呼ばれたその城に、再び美しい花園を取り戻すことはできるのか? 大人気欧州妖異譚シリーズ、第7弾。
ローマ郊外の地下遺跡発掘現場で発見された鉛の板。その板に刻まれた文字を読んでから、ダルトンの友人・アンソニーは心身を病んでしまう。アンソニーは鉛の板に刻まれた呪詛によって呪われたというのだが……。ダルトンに頼まれたユウリは、アシュレイの知識を頼り、三人はローマを訪れるのだった。
フランス中南部の山岳地帯を襲った集中豪雨。被害に遭った村の人たちは、村で発見された熊皮に宿る魔物が引き起こしたと噂する。同じころ、シモンの双子の妹たちは、二人の誕生会の準備に大忙し。招待者には、そのゆかりの場所に隠した招待状を探してもらうことに。それは、お誕生会での宝探しの前触れだった。むろんユウリは、ロアールのベルジュ家の城に招待されるのだが……。
根付に魅了された友人の手伝いでオークションに参加することになったキース・ダルトンは、ユウリに同行を頼んだ。オークションで競り落とすことはできなかったが、欲しかった根付はユウリの手元へ……。伝説の彫り物師が作ったという印籠と根付に隠された秘密とは?
火事から再建された横浜の教会。その地下には幽霊が出るという噂があった、伊東佑介は、そこで古い封書を発見する。だが、それはただの封書ではなかった。
パリ大学に在籍する数学の天才・パスカルは、教授に随行してマンチェスター近郊のウェーズリーハウスを訪れた。館に住まうオコーナー家で行われる誕生会に出席するパスカル。そこにはヴァイオリニスト・ローデンシュトルツと快楽主義者・ダルトンの姿もあった。誕生会の夜、パスカルは館で何かに取り憑かれてしまう……。
ロンドンでパリで「林檎」を探す人たちが巻き起こす騒動、事件。「イブの林檎」とはなんなのか? ジャック・オ・ランタンの正体は?
売れっ子モデルの付き人をしているスーザンは、エジプトで指輪を手に入れた。それは血を与えれば願いを叶えてくれる。だが指輪を満足させるには、スーザン一人の血では、とても足りなかった。かくしてロンドンでは「吸血鬼」の噂が流れ始める。
ベルジュ家の双子が、ユウリに贈るためネット・オークションで購入した万華鏡。だがそれは盗品だった。元の持ち主を名乗る者たちなどが、ベルジュ家とユウリの周囲を探り始める。ユウリが手にした万華鏡に隠された秘密とは?
母校であるセント・ラファエロで生徒自治会執行部の総長を務めるアーチボルト・シリトーに相談を持ちかけられ、ユウリは久しぶりに母校を訪れた。そこでユウリは「湖の貴婦人」の異変に気づくのだが。
ケンブリッジ大学を訪れたユウリは、そこで学ぶセイヤーズから学生寮に現れた修道士の幽霊と写本を傷つけた青年を襲った災厄についての話を聞いた。事故のあと行方不明になった写本は、何故かロンドンで発見されるのだが……。
チェルシーで開催される世界的なフラワーショーで、樹木の精霊『緑のジャック』の目撃が相次いでいた。シモンと会場を訪れたユウリは「願い事の木」という展示の側で、行方不明になっていた少女をみかけ手を差し伸べるが、触れ合う直前に彼女は消えてしまう。一方、アシュレイはイーストエンドの骨董商に頼まれ、何かが封印されていた小箱を探すことになるが。三人は、精霊と木箱の秘密を解き、少女を救えるか?
「恋する石(ラヴィング・ストーン)」というウェブサイトで、夢が叶うと評判のパワーストーン・アクセサリーを製作販売しているオリヴィア。彼女が身に着けたハーキマーダイヤモンドを見たユウリは、その石が特別なものだと感じた。一方、ベルジュ家所蔵の宝石類がルーブル美術館で展示されることに。シモンはアシュレイから、タイタニック号と共に沈んだベルジュ家に因縁のあるダイヤモンドが引き上げられたという情報を得るが。
季節は初夏。ハリウッドデビューが決まったオニールに誘われ、ユウリとシモンは友人達と一緒にニューヨークへとやってきた。仕事で忙しいシモンとは別行動で、ユウリはオニール達とともに「呪われた館」として地元で有名なウッドポール・ハウスに滞在することに。その館は、かつて持ち主が悪霊から逃れるために建て増しを繰り返したという。行方不明者も出ているという館でユウリが遭遇したものとは!?
秋の気配が漂うロンドン。パリの情勢が不安定なためフォーダム邸に泊まっていたシモンは、ベルジュ家秘蔵のダイヤモンドを大英博物館に展示する交渉を任されていた。交渉当日、シモンとの待ち合わせで大英博物館に来たユウリは、偶然奇妙な形の石を拾う。それは古代メソポタミアと現代を繋ぐものであり、世界の崩壊にもつながる代物だった。ユウリは大切な人々を守るため不思議で危険なゲームに身を投じた……。
秋期休暇である「リーディング週間」のタイミングで、シモンに一族の式典に招かれたユウリ。ベルジュ家の敷地に入ると、そこには巨大な室内迷路が作られていた。一族の子供達を楽しませるためのものだったが、ハロウィンの晩に三人が行方不明になってしまう。この地で18世紀にあった、人喰い鬼がでるという迷路と関係があるのか? 子供を探すユウリは死者の導きにしたがい、迷路の先に進む。そこで見つけたものとは!?
日が暮れた冬のロンドン。かつてユウリを拉致監禁し、万華鏡の謎を聞き出そうとしたナアーマ・ベイが突然現れた。自分は黒魔術を使う秘密結社から足を洗ったが、共に属していたマーカス・フィッシャーが組織を裏切り呪いをかけられたことを告げるためだった。生きる屍のような姿でユウリの目の前に姿を現したマーカスは、アシュレイに連絡を取って対抗魔術を使って助けて欲しいと懇願する。◆電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。
赤いリボンは生贄の証――。エリザベス・グリーンに心を奪われているナアーマ・ベイは、ある男から取引を持ちかけられた。赤いリボンを彼女に渡せば、巡り巡って彼女はお前のもとにやってくると。彼が払う代償は果たして……。シリーズ完結編にして最高傑作!◆電子書籍には特典としてカバーイラストを収録。