📚 作品ラインナップ (全10巻) 最終更新:2026/08/29
「表」の顔は、〈甘酒屋次郎吉〉と呼ばれる遊び人。しかし、その「裏」は、江戸で噂の盗賊・鼠小僧。一介の盗賊に過ぎないが、正義とやらにこだわって、一文にもならない事件に首を突っ込んでしまう。それもみな、江戸が故郷だから。この町で暮らす人々の幸せを見るのが何よりも好きだから――。今日も妹で小太刀の達人・小袖とともに、ひたむきに生きる庶民を助け、力を振りかざす強きをくじく。痛快エンタテインメント時代小説「鼠」シリーズ第1弾!
八幡祭りで賑わう夜。大川に架かる永代橋が落ちた! あまりに大勢の人出で、橋が重みに耐えられずに起きた事故だった。だが犠牲者の中にひとり、肩口に大きな刀傷のある女がいた。殺しか――? いわくありげな女の正体と事件の真相を鼠が追う! 昼の顔は〈甘酒屋の次郎吉〉と呼ばれる遊び人。しかし夜になれば江戸の正義を守る盗賊・鼠小僧。庶民の味方〈鼠〉が活躍する痛快時代小説シリーズ第2弾。
なじみの小料理屋で飲み、寝入ってしまった次郎吉。おかしな気配に気がついて目を覚ますと、隣家から火の手が上がっている! 次郎吉の機転で延焼は防げたが、火元の家に住んでいた母と幼い娘が焼け出された。火事の原因は不明。さらに母子の周辺に見え隠れする怪しい人物たち。何かあると感じた矢先、今度は小料理屋が火事に――。人情篤い盗賊・鼠小僧こと次郎吉が悪と闘う痛快時代小説シリーズ。ますます絶好調の第3弾!
〈鼠〉こと次郎吉が酒を飲んでいた店に、抜身を手にした男が入ってきた。どうやら人を斬ってきたらしい。男は「しくじった……やり直しはできん。俺はもう終りだ。けりをつける」と言い残すと、刀で首を斬って自害した。一方、騒ぎに巻き込まれた店で働く娘おようは、自害した男が落としたあるものを懐に忍ばせ、家路を急いでいた――。盗賊・鼠小僧が悪をくじく痛快エンタテインメント時代小説。絶好調のシリーズ第4弾!
次郎吉の目前で娘が腕を斬られた。娘は峰といい、奉公先の主人と通じ、その妻の恨みをかって襲われたのだった。峰の父は、娘の不貞に激怒するが、浪人暮らしの父を思い手当てをもらっていたことを知り、言葉を失う。そして、一度は断った「ある仕事」を引き受ける決意をした。それは、武士としてのプライドを捨てるものだったが……。次郎吉こと〈鼠〉が八面六臂の活躍をする痛快時代小説シリーズ第5弾。
ちょいとドジを踏んでしまい、捕手に追いかけられてしまった鼠小僧の次郎吉。追っ手を撒くために入った家には、母と娘の死体があった。この親子に何があったのか気になった次郎吉は、調べる事に……。
女医の千草の手伝いで、一人でお使いに出かけたお国。帰り道に耳にしたのは、お囃子の音色。フラフラと音が鳴る方へ覗きに行ったはいいが、人っ子一人、見当たらない。次郎吉も話半分に聞いていたが……。
義に篤く人に優しい天下の大泥棒、鼠小僧次郎吉。甘酒屋は仮の姿、夜には華麗な盗みの技で、追い詰められた人びとを救う。次郎吉と微妙な距離を保つ女医の千草に縁談が。そのとき次郎吉は……? お江戸人情時代小説。
昼は甘酒売り、夜は天下の大泥棒という二つの顔を持つ鼠小僧次郎吉。妹の小袖と羽を伸ばしにやってきた温泉で、人気の歌舞伎役者に出会うが、女湯で侍が殺される事件が起きて……。義理人情に厚い鼠小僧が大活躍!
うかうか「盗み」もしちゃいられねえ!大泥棒・鼠小僧次郎吉が出会った奇妙な事件たち。壱、大名屋敷に響く女の泣き声。そして〈鼠〉に弟子入り希望の浪人が……。 「鼠、横車を押す」弐、<鼠>が出会った貧乏侍。剣のつかい手に間違えられてさあ大変。「鼠、雨の夜の人助け」参、謎の「おさとさま」を巡って討入りかと大騒ぎ。「おさとさま」とは……。「鼠、空っ風に向う」肆、盗人を次々お縄にする与力〈鬼万〉。彼の裏の顔とは……。「鼠、嘘つきは役人の始まり」伍、刺客に狙われた広之進。しかも理由は不義密通!? 唖然とする〈鼠〉たちだが……。「鼠、刺客修業の裏表」陸、天井裏で見つけた人骨。同じ屋敷で、簀巻きにされた男が捨てられ……。「鼠、天井裏に眠る」