📚 作品ラインナップ (全3巻) 最終更新:2026/02/26
俺達は壁の中で生まれ、そして壁の中で死んでいくはず、だった……。閉ざされた街〈テレス〉。天空に浮かぶ理想郷〈セレス〉に飼い殺された街。有害物質を含んだ雨が今日も静かに降り注ぐ、灰色の街。〈アセンション〉――十五年に一度開催される謎のイベント。そして〈セレス〉への唯一の脱出手段。五人ひと組のチームで課題をクリアし、最終的に選ばれた五人だけが〈セレス〉に行ける。俺は決めた。病弱な幼なじみの少女・美森と一緒に〈アセンション〉に参加することを。だが〈アセンション〉の実態は、脱落=死、という掛け値なしのサバイバルゲームだった!「一人で生き残るだけなら、簡単だ」※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
俺は今、何をした? 蓮の持つ銃が、静かに、冷酷に、その重さを増していく。人を撃った。殺したわけではない。だが、殺す力を使った。俺は……。――これが〈アセンション〉だ。今まで頭だけで理解していた事実が、重く硬い実感を伴って蓮を打ちのめす。殺さなければ、殺される。判りきっていたはずだったのに……。かりそめの共同戦線は崩壊し、碧チームも鷲羽チームも敵となった。まるで軍隊のように、効率的で系統立った「殺戮」を行う天宮チームも健在だ。そして一匹狼である尾藤は、その忠実なしもべであるところの「恐怖」を武器に、次々と参加者達を狩っていく……。蓮は、この絶望的な情勢の中、新たな試練にさらされることになる……。生き残るのは誰だ!?※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
(まだ、あるはずだ。殺しあわずに、ともに生き残る方法が……!)しかしそんな蓮の想いも虚しく、参加者は刻一刻とその数を減らしていく。いったい〈アセンション〉とは何のために存在している? 何の為に殺し合いをさせる?生き残る為に他者を殺すのが正しいことなのか。それは逃げなのではないか。蓮は悩み続ける。だが。「動くなぁっ!」美森が一斗に人質にとられた瞬間、猶予期間は終わりを告げた「俺は、あんたを殺す!」蓮が下した最後の決断とは!最後に生き残るのは誰か!近未来サバイバルバトル、ついに最終章!※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください