📚 作品ラインナップ (全19巻) 最終更新:2026/03/01
美大の卒業制作に悩み何かヒントを求め街中をふらふらする大紀。ふと気づくと裏道の怪しいギャラリーを見つけて入ってみると、そこは「呪われた絵画」のみを扱う妖しいオーナーと絵画たちが彼を待っていた──
「呪われた絵画」の魅力に引き付けられ、画廊に通い続ける大紀。ある日、車に引かれそうになり助けた老婦人と画廊で再会するが彼女は大紀を全く覚えていなかった……そんな彼女はオーナーにすすめられ、絵を購入しようとするが大紀がすすめた「速水御舟」の絵画に呼ばれ絵の世界へ引き込まれるのであった──
「速水御舟」の絵画の中に引きこまれた、大紀と老婦人、オーナー。なぜ呼ばれたのは老婦人だったのか?彼女の過去を振り返りながらも「御舟」の本体が語る『真』とは!?呪われた絵画で最期に彼らが見たものは──
画廊での日常に今回招かれた『新たな客』。それは大人顔負けで理詰めで迫ってくる、小さな子ども。画廊での言いたい放題の彼のふるまいは静かな日常に波紋を落とす。そんな彼に声をかけたのは「アンソール」の絵画だった。人骨と仮面に囲まれた恐ろしい世界で逃げ回る子供の前に現れたアンソールは彼に何を見せるのか──
突然、目の前で変容したアンソールに驚き逃げ回る少年。逃げ回る中で助けを求めながらも彼は遅まきながら自分の立場と自我に目覚める。少年の『変容』に気付き満足したアンソールは彼の元を去っていく……現実に戻った少年に受け継がれたのは──
大紀が普段通う大学での日常にて同級生である「ゐつき」は並々ならぬライバル心をもって彼と学生生活を過ごしていた。ある日、画廊に出入りする大紀を見つけ何気なく覗いたところに絵に引き込まれる衝撃的なところを目撃してしまう。日常と非現実の間を行き交う彼の危うさを感じて作家としての目的を与えて強引に作家としての自覚を促すのであった……
SNSで飾った自分を見せることで自分の世界に生きている「ひぃこ」そんな彼女は毎日街中でSNSのネタを拾うために彷徨っている。ある日、大紀を見つけた彼女は何か美味しい『ネタ』が無いかと誘われるようにギャラリーにたどり着く。自分が『ネタ』にされるとは思わずに……
甲斐庄楠音の世界に引き込まれたひぃこを『男』の甲斐庄楠音と絵の中を探し続ける大紀。最後に『女』の甲斐庄楠音が残した言葉はひぃこに向けたのかそれとも大紀に向けたものなのか……
相方に解散を持ち掛けられ失意のお笑い芸人は虚しさを抱え街をさまよっていた……そんな中、大紀と出会いふとした偶然から絵の中に引き込まれる。今回引き込まれたのは、甲斐庄楠音を拒絶した土田麦僊の絵画だった。彼は大紀たちにどのような世界を見せるのか……
土田麦僊の世界に引き込まれた一同。そこでは以前見た彼の傲慢さとは違うストイックで繊細な姿を見せられる。善き姿とは? と理想と現実に苦しむ麦僊を救ったのはお笑い芸人の一言だった。最後に麦僊が残した言葉は大紀の心に何を残したのか彼は創作に打ち込み始めるのだった。
ゐつきに強引に誘われた展示で他の展示仲間を紹介されて逆にプレッシャーを受けながらももどかしい焦りを感じてしまう。そんな中、家に突然父が訪れ大紀のトラウマを呼び起こす。弾まない会話の中でふと展示のことを伝えると父が伝えたのは衝撃的なセリフであった……
父の言葉のショックを受け羞恥や怒り、様々な気持ちをを作品に取りつかれたかのように全力でぶつける大紀。そしてグループ展開催当日、彼の想いをさらけだした作品を出展し開場することに──
全力を尽くした展示が開始した早々に会場には異質な『客』大上が現れる。彼は作品を見るのではなく“商品”として扱う表現者からは賛否の分かれる人間だった。そんな彼が大紀の作品を前に自身の価値観を押し付けたことに怒りを覚えギャラリーへ導くのであった。そんなギャラリーでは彼を導くある人物が待っていた──
岸田劉生の絵に導かれひたすら彼の世界を探し続ける大紀たち。彼らの前にお迎えとした現れたのは愛娘である麗子“たち”であった。劉生が戻るまで滞在しながらも大上は大紀の感性に触れ、今までの自分の価値観について改めて見直しつつあることに気付く。そんな中、とうとう『彼』が帰還するのであった。
とうとう岸田劉生が目の前に現れたがそんな彼を前にして絵画の外の世界へ戻りたい大上は彼にカウンセリングを試みるものの『彼』が望むものが分からず焦り始める。果たして望まれているものとは!?大上や大紀の心にこの世界は何を残すのか……
あの展示から10年後…各メンバーはそれぞれの道を歩んでいた。その中でも大紀は最低限の連絡のみで各所からの付き合いを断ち創作に打ち込んでいるのであった……そんな彼に嫉妬を覚えますます捜索に打ち込む、ゐつきだがある日彼女の元にある人物が訪れて……
大紀の現在の行先を調べにゐつきの元を大紀の父が訪れるが、彼女もまた彼の行方は知らず、画廊のオーナーならば…と紹介され訪れることに……そこには大紀の姿は無く、オーナーより一枚の絵を渡される──
オーナーの元を訪れる大紀の父。そこで彼が見たのは……大紀と父、ふたりの気持ちは通じ合えるのか──
大紀の想いはオーナーの過去を呼び寄せそして過去に何があったのか?そして二人の出会いは偶然だったのか?過去と未来をつなぐ『救い』とは──呪われしものたちの物語の結末は!?