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📚 作品ラインナップ (全3巻) 最終更新:2026/03/04
「悪いことは、全部ファナのせい」貧乏令嬢アリーラの一族、レシュタット家は降りかかった災難や不幸は200年前の先祖ファナのせいにされていた。レシュタット家は200年前までは大金持ちの公爵家だった。ファナという悪女のせいで、王太子との婚約を破棄し、その後没落したらしい。貧乏なことを鬱々と考えていたある日、祖母から余命を聞かされ混乱していると、突然体が下に転がり落ちていき――気がつくと200年前にタイムスリップし、あの悪女・ファナになってしまっていた。アリーラは悩んだ末、ファナが王太子に嫁ぎ歴史を変えれば、現代のレシュタット家に輝かしい未来が待っているのではと考えた。未来を変える決意はしたが、謎めいた王太子や、ファナを陥れようと画策する近衛騎士団長など……彼女を取り巻く人々は、一癖も二癖もあり、それぞれの思惑が動きだし、やがて事態は想定外の方向へと流れていく――。悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語。
時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。アリーラは騎士団長のジュストと王立舞踏ホールで踊ってから数日間、その余韻で気分がずっと高揚していた。目を閉じると……仮面を飾る色とりどりのクリスタルや、楽しげな女達の笑い声、軽やかな会話など、瞼の裏にはあの夜に見た眩いばかりの光景が生き生きと蘇る。それに世界で一番尊い女性にでもするように、丁寧に差し出される手……。貧乏ドン底生活でいわゆる「遊び」を知らないアリーラにとって、仮面舞踏会はとても新鮮で気持ちを上げっぱなしにするものだった。アリーラが次の仮面舞踏会へと行くと、約束もしていないのにジュストと会うことができた。この舞踏会をきっかけにふたりの仲が深まっていき、アリーラはジュストに恋をしてしまうのだった。――大貴族レシュタット家は、ファナが王太子との婚約を一方的に蹴ったことをきっかけに没落する。絶対にそんなことはできない。このままジュストと会っていては、何のためにアリーラは時代を超えてきたのかわからなくなってしまう。貧困にあえぐ未来のレシュタット家を救うために……。「もう、ジュストには会わない。忘れなくちゃ」悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・第2巻。
時代を遡り200年前のレシュタット家の先祖ファナとなって、貧乏な運命を変えようとする没落令嬢アリーラ。未来のレシュタット家を救う唯一の方法は、ファナが王太子との婚約を一方的に破棄する歴史を変え、王太子妃になること。騎士団長ジュストへ惹かれる気持ちを自覚しながらも、その思いが報われることはない。自らの恋心に蓋をすることを決意した矢先、王宮の庭園会で王太子のとんでもない秘密を目撃してしまう。周りは彼女が王太子妃になることを望んでいる。一族の期待に応えなくては……。200年後のレシュタット家のためにも。そう自分を無理やり納得させ笑顔の仮面を張り付けるアリーラ。しかしジュストはそんな彼女の決心を揺さぶるように手を差し伸べてきて――。「不幸になったとしても、あなたのそばにいたいのです」「私、未来を自分で選べるのなら、あなたと生きたい」悪女のレッテルを貼られたひとりの公爵令嬢がたどった運命と、歴史に埋もれた一族の真実を解き明かす、愛の物語・堂々完結。