📚 作品ラインナップ (全2巻) 最終更新:2026/07/07
元王妃と騎士の絆は主従を超えて。夫である冷酷なヒースター国王から王室追放を言い渡された王妃セリーナ。それは愛人をセリーナのかわりに王妃とするための策略だった。王宮を出たら野垂れ死ぬしかない私に、どうか辺境の小さい領地をお与えください――泣きながら慈悲を乞うセリーナだったが、実はその涙は偽物。すべてはシナリオ通りで、みじめな王妃を“演じる”セリーナの内心は、自由になれる喜びにあふれていたのだった。 冷たい仕打ちを受けた王宮を去って辺境の地で静かに暮らすため、密かに計画を進めていたセリーナは、セリーナを慕う侍女マリーだけを連れて与えられた領地へ向かう。旅の途中で王宮からの刺客に襲われるが、それも予想通り。突然現れてセリーナを救ったのは、王宮騎士団長でありながらセリーナの協力者として影で動いていたエイベルだった。 王宮の思惑に巻き込まれながらも、セリーナは自らの手で未来を切り開こうと奮闘する。そんなセリーナを全身全霊で守るのは、竜族の末裔として虐げられていた幼い頃、自分を救ってくれたセリーナに生涯の忠誠を誓うエイベル。そして、主従を超えた絆で結ばれるふたりはこの国の運命をも変えていくことに――!?
騎士と結ばれた王妃の次なる敵は!?王室を追われた元王妃セリーナは、彼女に忠誠を誓う騎士エイベルとともに辺境の地を立て直し、やがて王国の歴史を変えた。主従の関係を超えて結ばれたふたりはタルブ王国ヒースター領の領主夫妻となり、いまは荒廃した領地の再建に奔走している。かつて竜族として差別され、路地裏で死にかけたこともあるエイベルは領主として人々に慕われており、前王に虐げられてきたセリーナは、エイベルとともに過ごす日々に安らぎを見いだしている。誰よりも過酷な過去を生きてきたふたりだが、いまでは誰もがうらやむ仲睦まじい夫婦となったのだ。 しかし、領地の立て直しは簡単ではない。染色職人たちと「青のドレス」を生み出して産業として成功させたセリーナは、その経験を生かしてギルド制度を広げようと奮闘。さらに宮殿では身分にとらわれない人事改革にも乗り出す。だがその裏では、旧王族派である貴族たちが不穏な動きを見せ始めていて――。 元王妃と騎士の純愛ロマンス・ファンタジー、第二弾!