📚 作品ラインナップ (全4巻) 最終更新:2026/08/25
クリスティーヌが暮らす王国では現王が庶民の女性と結婚してから、恋愛結婚がもてはやされていた。果てには既婚者であっても「運命の愛」ならば離婚もいとわないという風潮だった。そんな結婚観に辟易していた時クリスティーヌは、たまたま出会ったレオンと「離婚はしない」という約束のもと契約結婚をしたが、レオンの正体は宰相閣下だった!
妻であることを隠したまま、宰相室専任補佐官としてレオンと働くことになったクリスティーヌ。初めての御前会議でアルノーに出会い、その挙動で笑いが止まらなくなってしまった。会議再開の時間が迫る中、笑いを止めるためレオンがキスしてきて!? これって浮気!? キスについてどう受け止めていいのか、クリスティーヌは悩んでしまって――。
この国の恋愛至上主義の象徴である、現国王と王妃をモデルとした『黒の王子と金の乙女』の劇がなぜか上演中止になっていた。もともと内容には興味がないクリスティーヌだったが、史実か脚色かという同僚の言い争いを聞いて、その点については考えを巡らせた。独り言をきっかけに、レオンに自分の推測を打ち明けると彼はとても驚いた顔をして!?
実は、この国の恋愛至上主義による弊害は、すでに国内外で噴出していた。王太子とレオンは、恋愛至上主義を否定するべく、法改正を求め奔走していたのだった――。そしてついにレオン側から描かれる、クリスティーヌとの出会いと結婚生活、おさえきれない愛情。さらに「黒の王子と金の乙女」にまつわる大きな謎も明らかに…!