📚 作品ラインナップ (全2巻) 最終更新:2026/03/25
アメツはクラビル伯爵の奴隷として日々を過ごしていた。クラビルはアメツに対し無理難題な命令を下しては、できなければ契約魔術による激痛を与えており、そんな激痛から逃れようとどんな命令でもこなせるようにアメツは魔術の開発を行っていた。 ある日クラビルから下された「隣国のある貴族を暗殺しろ」という命令を忠実にこなそうとしたアメツは屋敷に忍び込み、暗殺対象のティルミお嬢様を殺そうとした。 けれど、ティルミお嬢様によってアメツの運命は大きく変わることになる。「あなた、私の物になりなさい!」虐げられている間に最強の魔術師になっていたアメツは、自分を救ってくれたこの天使のようなお嬢様を命をかけてお守りすると誓う。一方のティルミお嬢様は密かに壮大無計画を進めていた……。※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています
王都が魔族の手に落ち、家族を殺されたものの唯一生き残ったティルミ。彼女を連れて逃げ延び、姿を隠して生活をするアメツとメイドであるナルハとエネ。「僕がお嬢様を守ります」アメツは迷いもなくそう告げ、ナルハとエネも大きく頷いた。「ティルミ・リグルット嬢が戦争なんて起こさなければ、王都が魔族に侵略されることはなかったんだ??」という街の噂が彼らに強く突き刺さる中、ノノル公爵家の屋敷に行くために移動を始めた。そんな彼らを受け入れたのはノノル公爵家の長女、ニニムール ・ノノル。ティルミが魔術学校に通っていたときの同級生であり親友である。ある日、ティルミが1人で部屋にいるときニニムールが陰鬱な空気の中、彼女にこう告げる。「私のお父様、グフス・ノノルは魔族と共謀しています」