📚 作品ラインナップ (全2巻) 最終更新:2026/09/05
「ご機嫌よう、お飾り王妃様。安寧をお祈りしております」侍女として仕えていたカーラがセリスを陥れた張本人だった… !?そしてアルベルト陛下もカーラと共謀していた?セリスが幼い頃から一途に慕っていた陛下だったが、冤罪で極刑に処される羽目になっても何もしてくれなかった…死の間際、もう一度人生をやり直せるとしても、二度と陛下を愛さない! と誓った途端、祖母の形見のペンダントが輝き、気づけば婚姻の儀の日──、一年前に時を遡っていた…ようで?これ以上失うものはない、何より絶対に同じ轍は踏まない。セリスはそう心に決め、今度の人生では「お飾り王妃」脱却の行動をとり始めるのだった。
初夜の義に、アルベルト陛下に抱き寄せられた瞬間、セリスは心中に黒い何かが渦巻いてアルベルトを激しく拒絶してしまう。しかし、アルベルトはそれでもセリスには自分の拠り所となって欲しい、強く惹かれているというのだった…。予期せぬ自分の態度と緊張で疲れ果てたセリスに魔術の残滓を見つけたアルベルト。一体誰が、何のために──?前回とあまりに違うあたたかなアルベルトの言葉や態度に戸惑いつつも惹かれているセリスだが、かつて自分を陥れたカーラの動きも気になっている。初夜の義にセリスの対応を信頼する侍女のオリビアが疑われていると知り、オリビアの幼馴染で王宮魔術師副師長のカイン・バルケリーにセリスにかけられた魔術の調査をしてもらうことに──。