📚 作品ラインナップ (全3巻) 最終更新:2026/04/08
「私、世界を救わないといけないから」 そんな妄言を言う彼女に、楠木将臣は告白をした。もちろん、罰ゲームに決まっていた。なのに、その嘘は受け入れられてしまったんだ。 “精神界”の“救世者”と電波な妄想を垂れ流し、周囲から孤立していた美少女、貴家雲雀。そんな彼女と付き合うことになったわけだけど、噂と違って普通に会話できるし、なんなら素直に甘えて来るし……。あれ、普通に可愛くない? 気づいたら本気になっていた将臣だったが、彼女のことを知るたびに、その妄想は「現実」だと分かって――。 「――ねえ、将臣くんは私の“世界”、信じてくれる?」 嘘から始まった想いが本当に変わっていく、ちょっぴり電波な恋物語。
「先輩のためなら、わたし何でもします」 罰ゲームから始まった関係を解消し、改めて正式に雲雀と付き合うことになった将臣。そんな彼に“精神界”を知っているという後輩、佐伯奏が接近する。彼女持ちの将臣にやたらとグイグイくる奏に対し敵対心を燃やす雲雀だったが、将臣は雲雀と奏が“精神界”を知る者同士、友達になれるかもしれないと奏の真意を確かめようとして――?「将臣くん、……浮気は駄目よ?」「駄目。分かってる」「信じてる……わ?」「疑問形かよ……」 正妻ポジションを絶対に譲りたくないギガ重な彼女のために奮闘する、やっぱり電波な恋物語。
個性的な君がいい。そう言って恋で繋がった夏から季節は巡り、冬の足音が迫る十一月下旬、「縁切祭」と呼ばれる文化祭を境に、雲雀は精神界にダイブできなくなった。 二人を繋いだ世界を失い、普通になってしまったことに動揺する雲雀。そんな彼女に追い討ちをかけるように、将臣に不幸が襲いかかる。 精神だけの、真っ白な世界で、幽けき少女は将臣に問うた。「――ねえ、理想はある?」 こんな終わり方――こんな理想は、俺は絶対、認めないっ!! 世界が二人を隔てても、二人の電波で繋がる未来へと――! 恋で繋がって愛を刻んだギガ重電波な恋物語、ここに完結!