📚 作品ラインナップ (全8巻) 最終更新:2026/07/31
俺たちは出会わない方がいい。運命のつがい、だからこそすれ違う――幼少期からオメガであることを隠し、ベータに偽装して生きている佐枝零。グラフィックアーティストとしてネットで活動しているが、現実では偽装が見破られないよう引きこって暮らしている。そんな零にとあるオファーが舞いこむ。依頼人は十代のころに知り合ったアルファの藤野谷天藍。しかし零には天藍に惹かれてはならない理由があった。アルファの名族が覇権を握るオメガバース世界で、翻弄される〈運命のつがい〉の物語、開幕。
本当のことを知ったら、おまえは決して俺を許さない――親世代から続く確執のために、〈運命のつがい〉である藤野谷天藍への想いを素直に認めることができない佐枝零。たまたま知り合った名族のアルファ、加賀美と交際をはじめるものの、運命は零と天藍が離れることを許さなかった――アルファの名族が覇権を握るオメガバース世界で、翻弄される〈運命のつがい〉の物語、第2部。零の生みの親の葉月や、藤野谷家を陰から支えるベータの渡来の独白などを含む外伝集「闇に落ちる影」もあわせて収録。
長年のわだかまりや行き違いを乗り越え、お互いの想いをたしかめあった零と天藍。しかし零の生みの親である葉月と藤野谷家の確執は、いまだに二人の関係に影を落としている。また天藍は名族のオメガを狙う策謀や、スキャンダルの匂いを嗅ぎつけたマスコミから零を守るため疲弊し、零はアーティストとしての能力の限界に悩んでいた。そんな中、葉月をめぐる人々についての新たな情報がもたらされ――アルファの名族が覇権を握るオメガバース世界で、翻弄される〈運命のつがい〉の物語、感動の本編完結。
零と天藍、ふたりではじめた新しい生活は輝かしい光に満ちていた――親世代の確執も消え、新たな気持ちで暮らしはじめた零と天藍。百日紅の花に惹かれてめぐりあった家をめぐる掌編「新しくて古い庭」、友人たちが仕掛けたサプライズパーティの顛末「注文の多い贈り物」、はじめてのバレンタインプレゼントに悩む零に天藍が予想外のプロポーズをする「帽子から鳩」など、その後の二人と周辺の人々を描いた後日談・番外編集。
三波朋晴はモデルに間違われることもある美貌のオメガだが、誰にも恋をしたことがなかった。しかしとある事件をきっかけに、20歳年上のベータ、佐枝峡に出会う。初対面で強い印象を受けた朋晴は峡に振りむいてもらおうと努力するが、ベータの峡は朋晴がそれまで知っていたアルファの男たちとは全く違っていた。はたして峡に本気になってもらうことはできるのか? 『まばゆいほどに深い闇』にはじまる、アルファの名族が覇権を握るオメガバースシリーズ第2弾。佐枝零の友人となった強気の美貌オメガ、三波朋晴の恋を描くスピンオフ。
ベータの境一有は、アルファの鷲尾崎叶と高校1年の時に知りあった。親友となった二人は友情と恋の境界をあやふやにしたままいくつかの季節を通りすぎるが、その後起きた決定的な事件の結果、長い別離の時をすごす。30代半ばにして、同じ職場の部下と上司という立場で再会するまで……。最初の出会いから20年の歳月をかけ、エリートアルファと美形ベータのこじらせた関係はいかにして決着するのか?『まばゆいほどに深い闇』にはじまるオメガバース世界の物語、シリーズ第3作。
不慮の事故でアルファの夫を亡くしたオメガの照井七星は、2年後、夫を看取った病院でアルファの三城伊吹とすれちがう。伊吹は名族のオメガ宮久保蓮の夫だったが、買われたアルファとして冷たい夫婦生活を送っていた。無意識のうちに惹かれあった二人はやがて最初で最後の恋に落ちるが、二人ともそれが許されない関係だと理解していた。これ以上接近しないことを約束した伊吹と七星だったが……。『まばゆいほどに深い闇』にはじまるオメガバース世界の物語、シリーズ第4作。
おたがいを〈運命のつがい〉と自覚しつつも、これ以上接近することはしないと約束した伊吹と七星。その一方で伊吹の妻の宮久保蓮は、従兄のベータ、春日武流と不倫関係を続けていた。武流はアルファの一族の中で自分を誇示するために陰謀の網をはりめぐらせ、伊吹と七星を危険な罠に導く。スキャンダルを恐れた宮久保家は二人に対して強引な手段に出るが、伊吹は七星を守ることだけを考えていた。 『まばゆいほどに深い闇』にはじまるオメガバース世界の物語。シリーズ第4作、完結編。