📚 作品ラインナップ (全4巻) 最終更新:2026/06/12
「ねね、お兄って童貞?」「ノーコメント」。椿屋ひなた、14歳。新米教師の俺、小野寺達也が預かる生徒であり、昔からのお隣さんだ。とびぬけて発育がよく、容姿にも恵まれた彼女は、何かとウワサの種になりがちで――。「あいつ絶対ヤってるっしょ」「もう大人じゃんアレ」「小学校の時に三股かけてたって」「ていうかヤらせてほしい」「ラブホに入るところ見たよ」「キレーだね。正直やばいね」「なんか特別だからあの子って。身構えちゃうよ誰だって」だけど本当の彼女は、見た目よりずっと幼かったりする。「ねえねえお兄。だっこして、だっこ」「しません。お前ももういい歳なんだから」「えーなんでー!? 昔みたいにだっこしてよぅ。ねえねえ、だっこだっこ-!」――大人と子どもの間で揺らぐ、この瞬間にしかない輝き。――ひとあし先に大人になってしまった者にとって、それは直視しがたいほどの目映さで。「ていうかお兄って童貞?」「やめなさい中学生がそういう質問するの」いつか遠いどこかへ羽ばたいていくこいつを、せめて今だけは支えてやれるように。今日も俺は、椿屋ひなたと向き合っている。“育ち盛りすぎる中学生”とおくる、エモ×尊みラブコメ!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
夏の気配と、恋わずらいと。椿屋ひなたが風邪を引いた。担任として、お隣さんとして、彼女の看病はもはや義務のようなものだ。だがしかし。体調不良であっても、椿屋ひなたは椿屋ひなたである。「ねえお兄」「どうした」「服、着替えさせて」……それはさすがにおかしくないか? いや、中学生相手に意識している俺がおかしいのか?けれど、これはほんの序の口だった。俺はまだ気付いていなかったのだ。彼女も、それに他の生徒たちも。中学二年生には、風邪よりよほど罹りやすい病があることを――。“育ち盛りすぎる中学生”とおくるエモ×尊みラブコメ、第2幕!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
今を駆ける14歳の、鮮烈なる恋。夏。長年のすれ違いを経て、達也は、明日香との関係にひとつの結論を出そうとしていた。一方、池袋でのスカウトをきっかけに、ひなたと彩夏は映画のエキストラに参加することに。業界にまるで興味がなさそうだったひなたの変心に、彩夏は訝しむ。しかし、主演女優・三沢ひかりとひなたの邂逅から、事態は大きな転換を見せはじめ……? 大人らしい選択と、子どもらしからぬ覚悟。いま、少女は新たな世界に一歩を踏み出す。――大いなる嵐をともなって。“育ち盛りすぎる中学生”とおくるエモ×尊みラブコメ、第3幕!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
とうとう見つけたよ/何を?「いいですねェ恋。恋はいい。恋ほど女を美しく見せるものはない」実家への挨拶を兼ねた伊豆旅行。ところが仙波監督の思惑で、ひなたたち中学生組も参加、その場でドキュメンタリー撮影が始まってしまう。一方、ひなたと明日香の“女の戦い”は加速するばかり。間にはさまれた達也は、ひとり頭を抱えるのだが……? フィルムに映る少女の恋は、果たして虚構か真実か。何がとびだすかわからないビックリ箱――椿屋ひなたが、ついに世界に解き放たれる。エモ×尊みラブコメ、“羽化”を迎える第4弾!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。